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転職エージェントが語る「パチンコ業界の転職」への本音

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2021.08.16

 

 

今回は、転職エージェントである私が、パチンコ業界の転職の光と闇について、本音で書きます。

 

もしかしたら、捉え方によっては会社からめちゃくちゃ怒られるかもしれませんが、転職は成功?いいこと?みたいな風潮はやっぱり間違っていると思いますし、きちんとメリットとデメリットを理解した上で自分の将来を決めるべきだと思うからです。

 

 

 

 

・今自分はパチンコ業界で転職はすべきかどうか

・転職エージェントは信用できるか

 

この2つに本音で切り込みます。

 

 

パチンコ業界で転職をすべきかどうか

 

これについての結論は、現在の状況を詳しく聞かないことには判断できません。

 

と、それでは答えになっていないのでもう少し詳しく分類します。

基本、私がこれまで転職支援に携わってきた中で、パチンコ業界で転職理由となるものは下記に集約される気がします。

 

 

① 給与

※年収が上がらない・年収が下がったなど

 

② やりがい

※今までできたことが会社の方針変更でできなくなった・会社のビジョンがなく惰性で仕事をしているなど

 

③ 仕事とプライベート

※休みがとれない・労働時間が長いなど

 

④ 人間関係

※上司がパワハラ・社長がパワハラなど

 

⑤ エリア

※単身赴任が多い、家族がいるなど

 

ほぼここに当てはまると思います。

皆さんも考えてみてください、人間なので誰しも1度はやめたいと思うときがあると思います。その時上記に当てはまったことは無かったでしょうか?

 

 

この理由での転職がダメだという事ではなく、度合いによるという事です。

 

 

それでは、私なりに思う転職の判断基準を記載します。

※あくまで私の基準です。

 

 

転職してもいいケース

 

 

① 給与

業界平均の年収よりも20%以上低い場合

例)業界平均でみて主任450万円とする場合、360万円以下

店長600万円の場合、480万円、ホールスタッフの場合月給25万円平均なのに、20万円以下

業界平均の給与水準を知ることが大切です。

不人気企業やインフラ、参入障壁が高い業界は給与が高いケースが多いですが、当然その分高い理由がありますので、必ず業界研究はしましょう。

 

② やりがい

自分のやりがいが明確にあり、それが他社ではほぼ確実にできるという場合

まずは自分のやりがいを具体的に項目に出せるかどうか、出せた場合本当に今の会社では不可能なのか、それは永遠か短期的かなどみる。

 

③ 仕事とプライベート

精神的に病みそう、病んできていると自分でも思うくらい追い込まれてきている場合

または、会社ぐるみで長時間労働や拘束が日常化している場合

一番多いのが労働時間や拘束時間が長いことですが、精神的にも肉体的にも疲れていて、辛い場合は辞めた方がいいです。

ただし、数日経験しただけで、そのように思い込むのは少し違いますので気を付けてください。

 

④ 人間関係

精神的に病みそう、病んできている、出勤して吐き気がするなどの場合

または、会社ぐるみでそのような体質の場合

上司に対し体が拒否反応を示し、蕁麻疹にゃ吐き気など症状が出てくるようなら辞めてもいいかと思います。

 

⑤ エリア

家族からの希望が強い場合や、1年に3回以上引っ越しを伴う転勤が多い場合

家族(特に小さいお子様がいるケース)の気持ちと自身の気持ちをしっかりとすり合わせることが大切です。

③と仕事とプライベートにもリンクしますが、ライフワークバランスを考えて家族の近くにいたいという理由であれば転職はいいと思います。

 

 

転職を一旦考え直した方がいいケース

 

 

① 給与

業界水準や異業種のこともきちんと調べずに、自分自身の基準で給与を求める場合

会社自体が年収が低いのか、もしくは人によるのかでも変わります。

また、転職をしたら今よりも確実に年収が上がり、それが継続、それ以上確約できるわけではありません。

さらに今よりも高い年収のところに転職したら、今よりもハードな結果を求めらるケースも多々あります。

 

② やりがい

やりがいではなく、好き嫌いで考えてしまっている場合

やりがいというのは、極論24時間フルに時間を使っても仕事をしたいと思えることかなと思います。

自分自身がやりたいことに置き換えた場合、そこまではというのであれば、ただ単にないものねだりをしているだけなのでどこに行っても同じだと思います。

 

③ 仕事とプライベート

労働時間だけで判断している場合

世間一般が実働8時間、残業無しが当たり前という風潮に、それが正解と思ってしまいその概念から抜けられない人が陥りがちです。労働時間が長いことはいいことではないですが、学ぶための労働時間と捉えた場合は少し異なります。この時間だけで判断するのは危険です。

 

 

④ 人間関係

早計にその人を嫌いと決めつけている場合

相手の事を知る努力をし、対話してもだめであれば考えますが、それもせずただ単に嫌いになるのは人間力が低いと思います。

おそらく転職した先で同じような人がいた場合、また同じ理由で辞めてしまいます。

 

⑤ エリア

家族の意向とずれている場合やエリアを指定し、その他の条件もクリアしようとしている場合

自分は家族の近くにいたいが、家族は単身赴任でもいいから稼いでほしいと思っている場合などは危険です。

一緒に住むようになってからもめごとが増えたりします。

また、エリアを指定しながら、現在と同じ年収やポジション、福利厚生などを求めるのは非常に難しいと思ってください。

 

 

 

今回は私の主観での判断基準なので参考程度にしてください。

ただ、皆さん自身でもしっかりと基準を持つことは転職する、しない問わず大切です。

 

 

 

転職エージェントは信用できるか

 

 

これについての結論は、エージェント「人」によります。

 

転職支援会社がいいから安心とか一切ありません。

 

誰があなたの担当になるかで大きく変わります。

 

そのご説明をします。

 

それには転職支援会社のビジネスモデルが関わってきます。

 

転職支援会社はボランティアではないので、利益を生み出す必要があります。当然です。

 

その利益はどう生まれるかというと、転職希望者が転職された企業から成功報酬として頂きます。厚生労働省からも言われていますが、基本は転職した人の年収の20%~50%で設定されています。

 

例えば年収400万円の人が転職すると、20%では80万円、30%では120万円、40%では160万円という紹介料になります。

 

転職が活発な医療や飲食業界はこのあたりが激しいです。

 

つまり、利益を上げるためには、転職希望者に転職してもらわないと利益が生まれないわけです。

 

ここを理解していないと、エージェントの口車に乗せられてしまいます。

 

大手の転職支援会社の担当者だから安心とかありません。在籍エージェント数も沢山います。その子たちは必至で営業数値を追っているのです。俗にいうノルマやコミットみたいな感じです。例えば、なんとしても毎月10人転職させないといけないとか。なんか萎えますよね。でもこれが現実です。

 

中小の小さい転職支援会社も安心ではありません。以前テレビでも取り上げられてた医療業界のケースでしたが、専門の小さい転職支援会社が勝手にその人の経歴を病院に送ったり、内定が出ていたのに不合格にして、売上の高い病院に行かせるといった実態が特集されていました。同業者の私からするとクズだなと思いますが、これも現実なんです。

 

つまり、この状況を変えてくれと他責にしても多分変わらないと思います。

 

法律でも大きく変わらないかぎりw

 

ではどうすればいいのか

 

それは、私たち自分自身がその事実を知り、知った上で転職エージェントを活用するのです。

 

AIでなく人間なので、転職エージェントにも本気でその人の事を考えて転職支援をしてくれる人もいます。

 

その見極め方を教えてくれと言われると難しいのですが、私が転職するとしたら転職エージェントの以下の部分を見ます

 

私がいいと思う転職エージェント

 

 

① 転職希望者にきちんと会ってくれる人(対面でないとその人のことが分からないので)

 

② 転職エージェント自身の話をしてくれる人

 

③ 紹介企業のいい部分と悪い部分を伝えてくれる人(実際に転職した人の話)

 

④ 過度な追い込みをしない人(今の会社に残ることも視野に入れてくれる人)

 

⑤ これまで転職支援をした武勇伝ではなく後悔した話をサクッと2つ以上話せる人

 

この辺を、お会いした際に見て判断しています。

結局転職エージェントも人なのでw

 

AIならいいのかというと、いい部分ももちろんありますが合理的になりすぎて、転職希望者の良さを引き出せないのは大きなデメリットだと思います。

 

 

例えば、早稲田大学卒業というだけで20社紹介され、○○高校卒だけで2社しか紹介されない。

でも、その人と対話することで、前者は人見知りでコミュ障、後者は社交的で友人も多く人に好かれるという情報が追加されると変わってくるのです。その部分を引き出すのはやはりまだ今のAI技術では難しいと思います。

 

 

如何でしたでしょうか?長くなりましたが、今回は転職について転職エージェントがタブーに切込み赤裸々に記載しました。

 

結論、転職は必ずいいわけではないということです。

そして、誰に相談をするかもとても重要だということです。

 

皆さんのこれからのキャリアが輝くように、そして私も頑張ります!

 

 

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