- お役立ち情報
2025.06.18
こんにちは、パチンコ転職ナビ編集部です!
転職をするとき、多くの方が意外と見落としがちなのが「住民税の支払い方法」。
ある日、給与明細を見て「えっ!? なんでこんなに税金引かれてるの!?」とびっくりする方も少なくありません。
実は、それ、「住民税の特別徴収」が関係しているかもしれません。
今回は、知っておくと安心な「特別徴収」と「普通徴収」の違いについて、事例も交えながらわかりやすく解説します!
目次
■ そもそも住民税って?
住民税は、あなたが1月1日時点で住んでいる市区町村に納める税金です。前年の所得をもとに計算され、6月から翌年の5月までの12ヶ月で支払います。
所得税とは違い、「その年に稼いだ分をその年に払う」わけではなく、前年の分を翌年に支払うのがポイント。
■ 住民税の2つの徴収方法
住民税の支払いには、以下の2つの方法があります。
【1】特別徴収(とくべつちょうしゅう)
特別徴収は、会社があなたの代わりに住民税を給料から天引きして納める方法です。
-
対象:基本的にすべての会社員
-
支払時期:6月から翌年5月まで、毎月の給与から自動的に差し引かれる
特別徴収のいいところは、「払い忘れがない」「自分で手続きしなくていい」こと。
ただし、転職した場合には注意が必要です。
【2】普通徴収(ふつうちょうしゅう)
普通徴収は、納付書が自宅に届き、自分でコンビニや銀行で払うスタイルです。
-
対象:個人事業主、フリーランス、退職者、パート・アルバイトなど
-
支払時期:年4回(6月・8月・10月・翌年1月)
「自分でコントロールできるのがいい!」という声もありますが、払い忘れるリスクも高め。延滞すると利息がつく場合もあるので注意が必要です。
■ 実際の事例:Aさんのケース
25歳のAさんは、3月に前職を退職し、5月に転職。前職では特別徴収で住民税を納めていたのですが、退職後は天引きがなくなり、6月に突然「普通徴収の納付書」が届いてびっくり。
「会社辞めたのに、なんで税金払うの!?」と驚いたそうです。
これはよくあるケースで、退職後すぐに転職しなかったり、会社が特別徴収を継続してくれない場合、自動的に普通徴収に切り替わるのです。
■ 副業してる人も要注意!
副業をしている方も注意が必要です。会社にバレたくない人は「副業分の住民税を普通徴収にする」という手段を取ることもあります。
住民税の申告書で「普通徴収を希望する」にチェックを入れると、副業分だけ自分で納めることが可能です。
■ 転職時のチェックポイント
転職活動をしている方は、次の点を確認しておくと安心です。
-
前職での住民税がどうなっていたか(特別 or 普通)
-
新しい会社が特別徴収に対応しているか
-
ブランク期間がある場合、納付書が自宅に届くかどうか
また、給与明細をチェックする習慣もつけておきましょう!
■ まとめ:住民税は「払う金額」より「支払い方法」が大事!
住民税は、誰にとっても必要な支出。けれど、「どう払うか」によって負担感や管理のしやすさが大きく変わります。
特別徴収と普通徴収の違いを知っておけば、転職時にも慌てることはありません。
将来のマネープランにも関わる大事な話なので、ぜひ一度ご自身の状況を確認してみてくださいね!
ご希望があれば、この内容に合った図解や表を含むビジュアル資料の作成も可能です。お気軽にお申し付けください!