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2024卒 新卒採用の考え方

  • ヒトナビ通信記事

2023.02.10

 

2024卒の新卒採用が3月より本格的にスタートされます。

実際は、下記のような流れで昨年から水面下で動いている企業も多いかと思います。

以前もお伝えしましたが、新卒採用はスピードよりも接触回数やリアル(体感)が重要となっております。今回は、私が考える2024卒の採用について記載したいと思います。

 

2024卒 大まかなスケジュールイメージ

2022年4月~6月  インターンシップ情報公開スタート

2024卒対象の就活イベント・セミナーが開催され始める

 

2022年7月~9月 インターンシップ参加

夏は最も多くインターンシップが実施される。選考直結型のインターンシップもある

 

2022年12月以降 学校推薦や説明会での情報公開がはじまる

2月~3月頃はエントリーシートの提出締切や会社説明会開催のピークになりやすい

 

2023年3月~5月 就活ルールに則った採用が本格公開

エントリーシート受付や会社説明会、合同説明会の開催も増加。一部企業では内々定出しが始まる。

 

2023年6月以降  採用選考(面接や筆記試験など)が本格化、随時内々定出し

 

オンラインと対面のハイブリッド採用

前回もお伝えしましたが、アルバイト・パートや中途採用は、応募から採用まで「スピード」が重要です。ですが、新卒採用に限っては、スピードよりも接触回数・体験(体感)も大きく影響します。株式会社 マイナビが調査したデータでは、上場企業の平均選考回数は2.9回、非上場企業の平均選考回数は2.3回でした。これに説明会や面談も入れると、平均4.6回ほど学生と接触していることが分かります。もちろん、内定後もフォロー接触は必要です。

 

画像:株式会社ディスコより

 

コロナ禍により、昨今では新卒採用もオンラインにて説明会や面接を行う企業が増えました。

出典:株式会社ディスコ 新卒採用に関する企業調査では、2023年卒オンラインによる採用活動実施状況を見ると、「WEB面接」を導入していると答えた企業は81.0%、「WEBセミナー」に至ってはは86.5%と8割以上の企業がオンライン採用を導入しております。おそらく多くのパチンコ企業様でも同様な動きかと思います。

ですが、実際オンラインのみで説明会から採用までを完結される企業は、そこまで多くないかと思います。学生側からみても、全てオンラインのみで完結は、不安を頂きやすいと言われています。

 

株式会社 i-plug の2023年卒、2024年卒採⽤活動状況調査 を見ても、全工程をオンライン化している企業は17.7%、全行程を対面で行っている企業は11.4%、残りの約70%の企業はオンラインと対面のハイブリッド型で採用活動を進めていることからも、2024年卒も同じような流れになると予想されます。

 

画像:人事ZINEより

 

接触回数とリアル(体感)

株式会社ディスコが出しているデータに面白いデータあります。2023年卒と2022年卒を比較した、内定辞退者数の増減に関してのデータです。

 

画像:株式会社ディスコより

 

1000人以上の、いわゆる大企業といわれる会社の内定辞退が増え、299人以下の中小企業はあまり変化なしという結果でした。もちろん業種別や企業によってことなりますが、このデータを見て私が感じたのは、新卒採用は学生との接触回数や、リアル(体感)が重要だと改めて感じました。

 

中小企業は昔から大手企業に比べ、知名度やブランド力での採用が難しいケースが多く、必死に一人ひとりの学生と向き合い、泥臭い採用活動をされてきている印象があります。また、パチンコ業界というだけで他業種より応募が少ないこともありました。だからこそ、パチンコ業界の採用担当者のレベルは高く、実際コロナ禍でも創意工夫して優秀な学生を採用できているのだと思います。

 

余談ですが、私の学生時代の知人が、大手ソフトウェア会社で採用責任者をしておりますが、パチンコ店企業の採用手法や取り組みは、真似できないほどすごいと話しており、何もしていない私が勝手に嬉しくなりました。

 

 

2024卒のまとめ

今年は、旅行などもそうですが顕著に体験型のテーマパークや施設、アクティビティに人が集中すると思っています。心理学でもカリギュラ効果という言葉があり、人は禁止されるほどやってみたくなると言われています。今年はオンライン上ではなく、オフライン(現地)で体験、体感するようなことが流行るとおもいます。

 

最近ニュースでも話題ですが、企業がこれまでやめていた「社内運動会」が、今増えてきていると言われています。また、大手の三菱地所が管理するテナントでは、テナント共用の社員食堂や、テナント企業対抗の運動会なども開催され人気を呼んでいます。それも、これまでの非接触からの反動だと思います。

 

つまり、それは面接においても同じで、周囲の企業がオンラインであればあるほど、反発して「対面での面接」を行うことで、学生を引き込む確率も上がると思います。

 

最初の接点はオンラインで手軽につながり、魅力を伝えて直接話を聞いてみたい。オフィス環境を見てみたい。と思わせることが目的です。

実際会ったときは、パチンコ店が得意なサプライズを行い、体験、体感を学生につくってあげることです。

 

当社で行っているのは、面接で当社に来社された学生さんと既存社員が通路ですれ違う際に、必ず「○○さんですね!このあと面接かと思いますが頑張ってくださいね!」と顔をみて話すようにしています。

 

そのあと学生さんが面接会場に入ると、A1サイズのブラックボードで、社員手書きのウェルカムボードを用意します。

※画像は商品イメージです

 

たったこれだけでも、学生さんからすると他企業ではない、「体験、体感」が生まれます。

このような細かなところまで考え、取り組むことで、採用の可能性を少しでも高めることができると私は本気で思っています。

パチンコ企業様の2024卒採用が順調に進むことを願っております!

※当社も2024卒採用がんばります!

 

 

 

齋藤裕樹

2009年から転職支援サイトの管理運営全てを任され、広告運用代理店に何度もだまされました。自分に知識がない事を痛感し、2010年からWeb広告の重要性を感じ、GoogleやYahooへ学習時間を投資しました。Googleについては700時間以上を費やしGoogle認定アナリティクス個人認定資格(GAIQ)やAdWords認定資格(検索・YouTube・ディスプレイ・ショッピング資格)も取得し、運用実績も認められ、運用・費用・資格保有など全ての規定要件などを満たした企業だけに与えられる「Google Partner」に認定されました。

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