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法定休日と法定外休日とは?【パチンコ転職ナビ】

  • お役立ち情報

2022.01.17

 

 

転職をする際に、休日数を気にされる方は多いのではないでしょうか。

元々月6休だったのを社員数を増やし月8休にするパチンコ店もあり、休日数は増える傾向にあります。

 

休日には

・法定休日

・法定外休日

・所定休日

というものがあるのですが、違いは一体なんなのでしょうか。

パチンコ転職ナビが解説します!

 

◆法定休日とは

法定休日とはその名の通り、【法律で定められた休日】のことです。

 

(休日)
第三十五条 使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。
② 前項の規定は、四週間を通じ四日以上の休日を与える使用者については適用しない。(時間外及び休日の労働)
労働基準法第35条で定められており、
・週に1回
・4週に4回
のいずれかの休日を従業員に対し最低限与えなければならない、というものです。
上記の休日数を下回る場合、違法になります。
労働基準法第35条の条件を下回り、週1回または4週に4回以上の休日を与えなかった場合は、6か月以下の懲役または30万円以下の罰が使用者に対して課せられます。(労働基準法119条1項)

(引用:法定休日と法定外休日の違いとは?割増賃金、代休と振替休日の違い、36協定も解説

 

 

しかし、「36(さぶろく)協定」を結べば、法定休日に出勤してもらうことが可能です。

36協定については下記のサイトをご覧ください。

【社労士監修】36協定とは?「新36協定(新様式)」の注意点!特別条項あり・なし届け出の違いは?

 

 

ただしその際の賃金は割増賃金になります。

割増賃金ではなく、通常の賃金で法定休日に出勤させた場合は違法となり、こちらも6か月以下の懲役または30万円以下の罰が使用者に対して課せられます。(労働基準法119条1項)

 

割増額は35%以上となっています。

深夜勤務の場合は深夜手当25%も追加されるので、最低60%以上の割増賃金を支払わなくてはいけません。

 

※管理職の場合、割増賃金ではなく通常の賃金支払いでも違法ではなくなります。

 

◆法定外休日とは

法定外休日は法律で定められた最低限の法定休日以外の休日になります。

週休2日のパチンコ店の場合、1日が法定休日、もう1日が法定外休日になります。

ちなみに「所定休日」は一般的に法定外休日と同じ意味で使われています。

 

法定休日以上の休日、すなわち法定外休日を設けている企業がほとんどです。

なぜ、企業は法定外休日を用意しているのでしょうか?

 

それには労働時間が関係しています。

 

労働基準法により労働時間は1日8時間、週40時間までと定められています。

(労働時間)
第三十二条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。

(引用:労働基準法 | e-Gov法令検索

 

8時間労働を5日した場合、残りの2日を休みにしないと労働時間が週40時間を超えてしまいます。

法律に違反しない為に、法定外休日を設けている企業が多いのです。

 

法定外休日も36協定を結べば出勤可能ですが、法定休日と違い、週40時間以内に労働時間が収まっていれば、割増賃金は発生しません。

法定外休日は「休日に出勤したか」ではなく、「週の労働時間が40時間を超えているか」での判断になります。

法定外休日の割増賃金は25%です。

(深夜勤務の場合は割増賃金25%+深夜手当25%=50%になります。)

 

 

◆法定休日と法定外休日の見分け方

法律では休日数だけが定められており、いつを法定休日するという指定までは書かれていません。

会社によって違う為、就業規則等で確認が必要です。

(パチンコ店だとあまり関係ないですが、祝日が法定休日と勘違いされる方も多いようです。

就業規則で明記されていない場合は祝日でも法定休日にはなりません。)

 

 

◆まとめ

法定休日…法律で定められた最低限の休日のこと。

週に1回、もしくは4週に4回の休日を従業員に与えなければいけない。
法定外休日…法定休日以外の休日。
労働時間が週40時間を超えない為に設けている企業が多い。

 

 

文責:梅沢

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